お屠蘇

余りがちなお正月の縁起物・・・余った分のオススメ活用方法は?

お正月に作るものは縁起物ですから、足りないことがないようにたくさん作っておく!という女性は多いと思います。折角作ったのに足りなかった・・・というのではお正月が台無しになってしまいそうですね。

 

お屠蘇もとりあえずたくさん作ってみたけれど、飲みきれなかった、余った、ということが多い代表的なものなのではないでしょうか。

 

使いきれなかったらどのようにすれば良いでしょう?お料理に使ってしまっても良いのでしょうか?

お屠蘇が余ったら・・・どんな風に使えばいいの?

お屠蘇が余ったときにはお料理に使ってしまって大丈夫です。逆に健康長寿を願うための縁起物ですから、捨てたりしてはいけません!

 

元々が日本酒と本みりんをあわせたものですから、お料理に使うと味にコクが出てとても美味しくなります。オススメは肉料理に使うことです。和食にみりんの代用品として使ってもおいしいですよ。

 

 

更にお正月中に余ったとしても普通に飲んでも良いです。

 

お屠蘇を飲む時期としては関西地方は1月15日まで、関東地方は1月7日までという小正月の期間中といわれています。ですがそれを過ぎても飲んではいけないということはありません。


屠蘇散が余ってしまった場合の意外な活用方法

屠蘇散が余った場合には来年まで保管しておいて、次の年のお屠蘇に使うことができます。この屠蘇散の生薬の配合は元々は風邪薬としての調合と言われています。

 

効能として血行が良くなる、胃腸が健康になる、風邪をひきにくくするといったものがあります。風邪を引いたときに抽出して飲むと、風邪の症状が軽くなるのでおススメです。

 

この場合はお酒で抽出するのではなく、お湯で抽出してくださいね。ティーバッグの様な使い方で大丈夫です。

 

 

更に飲む以外の方法ですと肥料にもなりますし、消臭剤としても使用することができます。成分を抽出して飲む以外にも余った分にはこんな意外な活用方法があったんですね!

 

お屠蘇は薬草の成分を抽出したものですから、風邪をひいたときだけに限らずお湯で抽出して健康茶として飲んでいる方もいるくらいなんですよ。