お屠蘇

意外なほど簡単に作れる!?おいしいお屠蘇の作り方を教えます

お正月に必要なものはもうスーパーやデパートで全て買ってくるというご家庭もあると思います。

 

ですがやっぱり自宅で作ったものは温かみがあり、お正月の準備をすることで新年を迎える準備ができるという考え方もありますよね。

 

お屠蘇はお正月に欠かせないものですが、これも実は自宅で作ることができるんです。その詳しい作り方について調べてみたので、是非今年のお正月の参考にしてみてくださいね!


屠蘇散を使えばこんなに簡単!自宅でのお屠蘇の作り方

屠蘇散というものを使えば意外なほど簡単に作ることができます。屠蘇散というのはお屠蘇を作るのに必要な生薬がまとめられているもののことです。

 

まずは用意するものは3つだけです。

 

  • 屠蘇散
  • 日本酒
  • 本みりん

 

それでは作り方についても詳しく見ていきましょう!

 

  1. 酒150mlと本みりん150mlをあわせる
  2. 屠蘇散をその中に袋のまま入れる
  3. 5〜7時間ほど浸して抽出させる
  4. その後屠蘇散を取り出す

 

お屠蘇はなんとこれだけで出来上がりなんです。自宅で作れば味の調節もできますから、好みの味付けのものが作れます。

 

屠蘇散も安価ですので自宅で作った方が価格的にもかなり抑えらます。

 

 

作り方のポイントについても書いておきますね。

 

  • 元旦の朝に飲む場合は大晦日の夜に浸して置く
  • 酒と本みりんの分量は好みによって変えられる
  • 本みりんを多くすると甘口になる
  • 「みりん風調味料」は使わない
  • 飲みやすくしたい場合は砂糖を加えても良い
  • 抽出時間を長くしすぎると沈殿物ができるので注意

屠蘇散の中身は?入っている生薬について

お屠蘇の作り方は意外なほど簡単なもので、屠蘇散を浸して置くだけで出来てしまうということが分かりました。

 

ですが屠蘇散というのは一体何が入っているのでしょう?屠蘇散の中身はこの様になっています。

 

  • 山椒
  •  

  • 桔梗
  •  

  • 肉桂
  •  

  • 白朮
  • 防風
  • 陳皮

 

元々は風邪薬として調合されたと言われていて、胃腸を健康にしたり血行を良くしたりといった効能のある生薬が入っています。

 

お屠蘇でこれらの効能を期待できるかといわれると、抽出される量も少ないので何とも言えません。ですが健康長寿を願うお酒に使う生薬としてはピッタリの配合だと言えますね。